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企業組合とは、勤労者や主婦、学生、退職者等の個人やグループが、各々の知識や経験、アイデアを持ち寄って公平な運営組織の下で利益追求型の経済活動を行う認可法人のことをいいます。
また、企業組合は、同じ志を持った仲間と共に「起業」し、自ら安定した「職場」を確保するという特色を持っており、まさに地方における創業と就労を促進する、一石二鳥とも言うべき「第3の起業ツール」として注目を集めています。
■ 創業の動機
・定年後は、地域社会に貢献したい
・あまり費用をかけたくない
・柔軟な働き方を選択したい
・創業後も様々な経営支援を受けたい
・ある程度の報酬は欲しい
・消費者や取引先からの信用を得たい
・同じ夢を持った仲間と仕事をしたい
・自由な発想で研究・開発したい
■ 活用事例
・経験を生かして医療機器の開発
・子育てしながらソーシャルビジネス
・高校生と連携して道の駅食堂
・農家女性が地元食材で新特産品開発
※ 企業組合のデメリット!?
企業組合の設立は、発起人が4名以上必要で、定款、事業計画、収支予算等の総会決議を経て行政庁の認可を受ける点で、株式会社の設立とは大きく異なります。又、個人と法人の組合員割合や組合員の事業従事割合等が定められ、設立後は、決算関係書類の提出等行政庁への報告義務が求められるなど、設立条件や事務処理が煩雑となります。
しかしながら、そのデメリットが企業組合の特色でもあり、行政庁の認可に伴う信用や相互扶助による公平な運営と適正な就労、中小企業支援策の活用、金融・税制の優遇措置など、魅力的なメリットになります。
※ 詳細については
企業組合等連携組織設立支援相談窓口
熊本県中小企業団体中央会 指導部創業支援室
電話:096-325-3255