熊本県における運送業での労働災害は増加の一途をたどっており、中でも、荷台やホームからの墜落・転落災害が全体の70%と最も多く、更に、そのうちの70%が、荷主、配送先、元請事業場において発生しており、荷主等が、自社設備・敷地内での運送業者の労働災害防止に必要な対策を実施することが強く求められています。このため、厚生労働省では「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」(平成25年3月)を策定し、陸運事業者の実施事項、荷主等の実施事項を示しました。
ついては、熊本県において、厚生労働省の補助事業として、荷主、配送先、元請事業場等を対象とした「荷役災害防止の担当者に対する安全衛生教育」を下記日程で開催します。
この講習会は、荷主等の自社の労働者の労働災害防止対策にも参考となる墜落・転落災害、フォークリフト、クレーン等による災害防止に関する内容も含まれていますので、荷主等の企業の皆様には積極的なご参加をお待ちしています。お申し込みは、「陸災防本部のホームページ」からお願い致します。(お問い合わせ先:電話096-369-3968)
1.開催日時
令和元年11月12日(火)13:00~17:00
2.開催場所
阿蘇熊本空港ホテル エミナース(熊本県上益城郡益城町田原2071-1)
3.講習会の内容
(1)荷役作業における労働災害の現状と荷主等に求められる役割(熊本労働局担当官)
(2)荷役災害防止担当者教育(陸災防安全管理士)
(3)質疑応答
(4)アンケート記入
4.定 員
150名(先着順です!)
5.参加費及びテキスト代
無 料!!